ホームページ作成に至った経緯

初めまして。ご訪問いただきありがとうございます。

私は昨年、妊娠9か月の時に臍帯巻絡による子宮内胎児死亡で死産を経験したものです。入院も出産も火葬の手続きも全て初めてのことでした。最愛の赤ちゃんを失った悲しみはとても深く、入院中はほとんど眠れずに朝まで泣く日もありました。

そのような状況でも、赤ちゃんをきちんと見送るために何ができるか、火葬はどのようにするのかなど調べなくてはいけないことばかりで更に頭を悩ませました。

しかし、インターネット上には死産に関する情報は少なく、私が住む自治体のホームページには死産届に関する情報でさえ当時は掲載されていませんでした。

入院中の病室から斎場や複数の葬儀会社に電話で問い合わせたり、夫が葬儀会社に棺を見に行ったり…今振り返ると容易に思えることでも当時の状況で様々なことを調べるのはとても大変なことでした。

このことから、これから大切な赤ちゃんをお空に見送るご家族もきっと同じ悩みを持たれるのではないかと思い、私たちの経験談などをまとめたホームページを作成してみることにしました。

産まれてきてくれた赤ちゃんとどのように過ごしてどのようにお見送りするかは、ご家族の数だけ方法があります。

赤ちゃんとの思い出を残す方も残さない方も、みんなご家族それぞれの想いがあります。

私の経験談は一例に過ぎず、まだまだ情報不足で至らない点が多々あるかと思いますが、私の経験がほんの少しでもどなたかの参考になれれば幸いです。

同じ経験をされるご家族のみなさまが、赤ちゃんと幸せな時間を過ごせることを心から願っています。

流産、死産で赤ちゃんをお空に見送る皆さまへ

~妊娠12週以降の後期流産・死産で赤ちゃんを亡くされたご家族にお伝えしたいこと~